絶望氷河期鬱病オペレータ

ブラック企業に鬱病に耐えつつ十数年勤務、転職⇒更に鬱病悪化。カネなしコネなし、でもまだ何とか生きています

ブラック時代の服毒自殺 その2

つづき

 

極度のストレス環境と、直前の〆切など切迫した状況が繰り返し繰り返し続くと、他のことを考える余裕がなくなるのですね

 

また、これがいつまで続くか、その先に希望が見えないと、さらに余裕がなくなり視野が狭くなります

 

当時は自己責任という言葉で世の中に縛られていたし、就職であれだけ面接官にぼろくそに言われ落ちまくったことを考えると、もう転職や辞めるということを考えることさえ自分の中でタブーにもなっていました

 

で、前回の続き

 

たっぷりのんだのです、余裕をもって

 

アルコールと共に眠りについたのです

 

 

が、うっすらぼんやりの記憶ですが、トイレで猛烈に吐いているんですね

 

どうやってトイレまで行ったのかはわからないのですが、恐怖でとにかく吐かなくてはという気持ちがいっぱいだったと思います

 

後付けの考えですが、死の恐怖というのは、日常の意思とは別次元のものな気がします

 

どんな決意があっても、死の恐怖に直面したときには、その恐怖が頭の中を覆いつくす

 

自殺というものを図るためには、死の恐怖に支配されて、生存の方法を探らせないように、生死の境を一気に飛び越えなければいけないのでしょうね

 

で、本能が働いてもどうしようもない状況にもっていく

 

たとえば、飛び降り自殺というやつがあっても、飛ぶまでできても躊躇いがでて、とっさに建物の方に近づくということを聞いたことがあります

 

これも、飛び降りるという死の決意ができても、本能の生存に支配された結果なのかもしれません

 

翌日、まったく記憶にないのですが出社していたそうです

会話にならない状態であったけれど、デスクワークをして、帰っていったらしいです

*記憶になし

 

その次の日に記憶を取り戻す状態になりましたが、ひどい頭痛と目がかすんだ状態でした

何をしたのかも覚えておらず、とりあえず出社

 

何も変わらず、ただ辛い状態になっただけで(あと多分脳細胞が大量に死んだぐらい)精神の状態も変わらず、そのまま会社が終わるまで数年働くことになります

 

つづく